運命の神、クローティス
Klothys, God of Destiny(1)(R)(G)
伝説のエンチャント・クリーチャー 神
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎりこれはクリーチャーではない。
あなたの戦闘前メインフェイズの開始時、墓地からカード1枚を対象としそれを追放する。それが土地なら(R)か(G)を加える。そうでないなら2点のライフを得て各対戦相手に2点のダメージを与える。
4/5

モダン(タイタンシフト)視点。


役割を二つ以上持つメタカードは大体プレイアブルの法則。3マナケイヤとか当初は馬鹿にされたけど、なんだかんだ使われましたからね。墓地対策とライフゲイン(バーン対策)を持つこれも例外ではないハズ。加えてこれは相手にダメージを与えるので勝ち手段にもなり、むしろそこのバリューが高いカードだと思う。


■3マナ/クリーチャー
頑固な否認や軽蔑的な一撃、否定の力などに引っかからない。青白系コントロールは大小テフェリーで置物に触ってくるので過信はできないけど、瞬唱も対策できる別軸の勝ち手段と考えるとかなり優秀に見える。

■墓地追放
3マナ、自分の戦闘前メイン開始時、追放できるのは1枚だけと、墓地対策としては正直かなり心許ない。BG系デッキや瞬唱を使うコントロールなど、ふんわり墓地を使うデッキをふんわり対策する分には良いと思う。

■マナ加速
この手の出てすぐ仕事をしない置物はテンポ損のせいでイマイチ使い辛かったりするが、これはマナブーストという形で比較的テンポをリカバーしやすいのが良い。

■2点ゲイン2点ダメージ
ただゲインするだけでなくダメージも与えるのが偉い。単体で第二の勝ち手段になる。またこの2点ダメージは対象を取っていないので、白力線等の呪禁を無視できる。
例えばジャンドにアショク出されても、これを置けばタルモ複数体展開からの高速ビートでもされない限り勝てるんじゃないかと思ったり。土地で自傷ダメージが多い一方、回復手段は乏しいデッキだし。


このクローティスの何が嬉しいって、久しぶりのプレイアブルなビッグマナ向け赤緑カードってことですね。近年このカラーリングは生物ビート向けのカードばかりだったから。ドムリゼナゴスアーリンサムト……
取り敢えずシフトのサイドに1枚入れるのは確定。神話だけど2色なうえ伝説なのでそこまで数入らないうえに、スタンだと墓地が肥えづらいので下フォーマットほど強くないのもあって、あまり値上がらないとは思いますが、すぐ試したいので予約ですね。
しかしM20原野と帳、ELDギャレンブリグ城、テーロスのこれと、ここ3セット連続でタイタンシフト強化されてて、基本強化されないデッキなのでなんか逆に不安になってきた。


余談:これマガリ・ヴィルヌーヴのアートなんですね。ご本人のツイート見るまで全く気付けんかった。

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