2019年11月18日 禁止制限告知
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033448/
プレイデザインの教訓
https://mtg-jp.com/reading/pd/0033449/


■禁止の3枚
3枚禁止自体は妥当オブ妥当。問題は言い訳の方。
帳の調整失敗過程は理解できるんですが、むかしむかしとオーコは理解できない、というか説明してないですよね。納得いかない。

帳の威圧の誇示や秋の帳が弱すぎた反動で強くしなければならず、結果として強くし過ぎてしまったという釈明は説得力があるし納得できる。個人的には帳はM20で出た当初は問題にはならなかったので、メタゲーム的な問題もかなり後押ししたという印象。この点に関してはまつかささんが分かりやすく、かつ詳しく書いているので丸投げみんな読もうhttps://matsukasa.diarynote.jp/201911121749147024/

一方オーコとむかしむかしが何故これほど強力になってしまったのか具体的な説明はゼロ。
両者ともスポイラーで公開されるや否や「ただ強」とか「危険なデザイン」(主にむかしむかしの0マナ能力に言及して)とか言われてたわけで、素人ですら気が付くような懸念になぜ気が付けなかった/気付いていたが適正と思ったのかという疑問への答えは絶対必要でしょう。

ちなみに緑の万能化は全体的な問題であって、「なぜこれらの特定のカードが壊れたのか」の答えにはなっていないですからね。というかこれがあてはまるのは狼とかXGGのハイドラですよね。まあセレズニアアポカリプスの時も白の万能化が環境荒廃の一因だったので、万能化云々はその通りではあると思う。カラーパイって大事ね。


■3マナPW
3マナのプレインズウォーカーは我々がどれだけそれらのリスクを分かっていたのですが、それでもなおリスクのほうがが大きい空間でした[…]我々は3マナのプレインズウォーカーを作り続けますが、慎重かつ入念に作り、会話の頭に「このプレインズウォーカーが強いなら、何が環境から締め出されるだろうか?」と問いかけていきます。
全く信用できない。信用してほしいなら3マナPWの調整プロセスと今ならばそれらをどう調整するかを公開すべき。
「多くのカードを無力化する」PWが青に集中している理由も気になる。白にそういうカードが増えるのはカラーパイ的に分かるけども。例えばナーセットとか普通なら白が入るべき効果じゃないの?
テフェリーナーセットアショクあたりはファイマナみたいなもんで、生まれたこと自体が罪なカードだと思ってます。


■モダン、あるいは余談
モダンから禁止が出なかったことでこのフォーマットの未来を悲観する声がちらほら聞こえますが、一応メタは回ってはいるんですよね。例えば最近だと青トロンが入賞したりしてますし。
今はモダンシーズンではないですし、モダンに限らず下フォーマットは時間をかけて禁止を見定める傾向があるので(レン6だって半年経ってようやく禁止ですからね)、そんなに悲観することはないんじゃないかなと。
確かにウルザやトロン系デッキが暴れてはいますが、レン6やホガーク黄泉橋と比べればまだ可愛いものなのもまた現実なわけで。
自分は物あさり禁止を根に持ってで禁止ラインが下がったと思っているので、どちらかというと禁止は出していいと思っているんですが(トロンとかここ2年くらいず~~~っとメタに居座り続けてますからね)、先に述べた理由で「今」禁止が出ないことも理解できるなと。
モダン神にタイタンシフトで出るならこのリスト/パイオニアのむかしむかし
モダン神にタイタンシフトで出るならこのリスト/パイオニアのむかしむかし
モダン神にタイタンシフトで出るならこのリスト/パイオニアのむかしむかし
■タイタンシフト
MOはシャドウとウルザフードとコントロールばっかなので帳4。紙も恐らく大差ないでしょう。日本はバーン/シャドウ/コントロール好き多いので。
ウルザフードはプロ/セミプロは握るでしょうが一般人は禁止読みで組まない人も多そうなのでちょっと謎。まあ競技大会なら意識しない選択肢はないですよね。


■むかしむかし
パイオニアでラブルにエンバークリーブ付けて殴るデッキ組んで1リーグだけ回してみたんですが、むかむかで1マナマナクリ実質12枚ラブル実質12枚になってるのが大変よろしくないですね。T1マナクリ→T2強い3マナ生物というプチ"コンボ"の再現性が高すぎる。
ロンドンマリガンとの相性も抜群ですし、緑だけお手軽に安定性を得られててちょっと不健全な感が否めないので、遅かれ早かれ禁止されるんじゃないかなぁと思います。
エアプです。

■メタ
受けはモダンよりずっと弱いのに、コンボはモダンにも見劣りしないレベルで(コピーキャットとか)ザ・新フォーマットって感じ。
囲い思考消去擁するハンデスは強そう。逆にカウンターはリークすらなくて辛そう。テフェリーみたいなメインから入る対策もあるし。
ただ今のところかなり多様(というか雑多?)な環境な模様。これからガチなイベントを通してどこまで収束するか。

■土地
フェッチ禁止は色ガバ防ぐためにやむを得ないと思うけど、そうなるとただでさえ弱い友好色のマナベースがさらに弱くなり、一方対抗色はファストダメランミシュランがあるので、つまるところ色格差がヤバい。友好色ファスト再録はやくきて~はやくきて~

■モダンとの関係
モダン消滅するんじゃと危惧している人がSNSで散見されますが、来年のGP4回もあるので大丈夫でしょう。仮にどれか一つフェードアウトとしたらレガシー以下じゃないですかね。再録禁止問題もあるし。
そもそも年に2回も3回もモダンでPTやる今が異常だと思うんですよね。年に1回、もしくは隔年でいい。
もしウィザーズがモダン消滅させようと思っているのなら(少なくともウィザーズの動きからはそれを導くのは厳しいと思うけど)、「ここ1年勝手にモダン向けカード刷って環境引っ掻き回した結果、勝手に手に負えなくなってお手上げ」ということになってしまうので、流石に無能というか間抜けすぎるんじゃないかと。

■とりあえず
パイオニアは追加禁止出るまであんまやりたくないなと。なんかMO監視して禁止バンバン決めるらしいんですが、どういうタイミングで禁止出すのか明言されていないのが怖い。こういうフォーマット自体は好きなんですけどね。
マジかよマジック最高だな。


■基本セット復活
変身2.0
http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019021/


知 っ て た。
 概ね金魚のセスが予想していた通りの内容ですね。
 自分はオリジンが近年で一番好きなセットだったので(PWサイクル以外)、割と嬉しい変更。ただ各所で指摘されているように、一部の問題は依然として残っているわけで(使用期間の格差とか低売上問題とか)、そのあたりをどうするのか気になります。基本セットにだけマスピ入れたら売り上げはそこそこ回復すると思うんですがどうでしょう。
 反省点の中ではGW関連の失敗を率直に認めたのが意外。カード化は減らすと言ったものの、ストーリーは今まで通りGWイケイケかと思っていたので。まぁ、あの集団が出てきてからストーリーもゲームプレイもどんどん詰まらなくなっていって、ウィザーズには奴らがヒーロー集団に見えていたようですが、実際はユーザーにとってもウィザーズにとっても疫病神でしたからね。
 あと基本セットとは直接関係ないですが、依然としてイニ影の失敗を認めないのはどうなのよと思います(エムラは禁止されたのもあって失敗例として挙げられていますが)。個人的にGW推しの最高潮がイニ影ブロックだと思っているので、ゼン回帰みたいに反省会してほしいところ。というかいい加減あのおぞましいナラティブをコズミックホラーとか宣うのは勘弁してくれ。


■ガチャ禁止
2017年6月13日 禁止制限告知
http://mtg-jp.com/publicity/0019023/


知 っ て た。

……ん?

…んん?

んんん?


マジかよ。


 いや自分は別に損も得もしていませんが、ノーチェンだと思っていたので(最近ヒヨッて禁止に及び腰だったし)流石にビックリですな。
 まぁ霊気池は出た当初からファッティのデザイン制限が問題視されてましたし、単体のカードとして見れば禁止は割と妥当かなと思います。しかし体感メタゲーム的にはそこまでではなかったのでやはり意外です。
 とはいえブラネル型の霊気池の4Tウラモグ率は結構ヤバいなとも感じていたので、こうしてデータで見てみると禁止もしょうがないのかな、と。

※余談
《霊気池の驚異》と《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を、エネルギーを使う強力なクリーチャーに入れ替え、チャンドラを交換すれば事実上同じデッキです。

は?
原文だと "Take out Marvel and Ulamog for a few powerful creatures that use energy and swap Chandras, and it’s virtually the same deck.″で、「ちょっと変えるだけで例に挙げたティムールミッドレンジと同じになるよ」ってことなんでしょうけど、アーロンフォーサイスって前の禁止改訂の時もよく分からんツイートして総ツッコミ食らってたので、ガチ煽りの可能性もなきにしもあらずなのがなんとも。


■デュエルズ死亡
「Magic Digital Next」についての更新
http://mtg-jp.com/publicity/0019024/


マジックのデジタル製品を次世代へと進めるため、『マジック・デュエルズ』の更新は『アモンケット』を最後に終了します。『破滅の刻』は『マジック・デュエルズ』に実装されません。

ストーリーをいち早く体験出来たり、初心者に無料で触れる入門ツールとして勧めたりしてただけに残念。レアリティ枚数制限が良い具合に紙やMOへの移行を促していて、良い導線だったんですけどね……今後代替ゲームは出るのかしらん。


■ともあれ
スタンのデッキまた調整しなきゃないけませんね

PTアモンケットTOP8のチャンドラ採用数
炎呼び:6
反逆:3

炎呼び型霊気池は二日目進出率100%


やはり炎呼びこそが神チャンドラ。皆100枚買おうな。



真面目な話、8に3つもゾンビデッキが入り込んだので、炎呼びをメインから4積みしているミュラー君はかなり良い位置にいるように見えますね。サイドに双陽2枚もありますし。
ただナベさんやEFroの霊気池はセンサーや天才の片鱗が入っているので、霊気池がそれぞれ勝ち上がってミラーになった場合は、ミュラー君辛そう。フィニッシャーが多いわけだからそこまで不利ではないのかな?分かりません。
チームサイゲ公式
https://twitter.com/Team_Cygames/status/842571205538324483

市川プロの見解
https://twitter.com/serra2020/status/842597119064137728
https://twitter.com/serra2020/status/842599499235184640
https://twitter.com/serra2020/status/842611963620339712


ウィザーズ頭おかしい。マジックオワタとか冗談言ってる場合じゃない。カード開発/調整の失敗はまた次頑張ってねで許せますが、こういう企業としての姿勢はどうしようもない。市川プロの話が本当なら公式声明で弁解すべき。もししないのなら僕はマジックから距離を置きます。MTG好きだけど、おかしな企業が出してるゲームをやることで、その企業自体を黙認しているように見做されるのも嫌なので。
6時間前「ほーん5時間後に緊急禁止か。フェリダーかな?」

http://mtg-jp.com/publicity/0018224/

今「What the f」






仕事が上の空になりそう
■ラバイア値
http://markrosewater.tumblr.com/post/153826844168/the-rabiah-scale
ストーム値の次元版が、あくまでマローの個人的見解としつつも言及されています。
詳細は各自ご覧いただくとして、個人的に気になったのは上から1~3までを軒並み最近訪れた次元が独占しているという点。

1 – Ravnica, Innistrad

2 – Zendikar

3 – Kaladesh, Theros


ラヴニカ:人気次元ですし前回はもう4年前ですので納得。とはいえ次元を超えた危機とか合わなそうなので、訪れるとしてもGW騒動が一段落した後でしょうか。

イニスト:ストーリー的には再訪せざるを得ないわけですが、SOI・EMNがあまりにも酷かったので、よくまた訪れる気になるなというのが率直な感想。

ゼンディカー:公式で再訪が約束されてはいたのでとくに驚きはなく。問題は再訪する時期くらいでしょうか。エルドラが一段落しないことにはまたゼンかよ…ってなるので3年はかかりそう。

カラデシュ:マローカラデシュ好きすぎでしょ。まぁ興奮のあまりInsideR&DでFワード出そうになるくらいですからね。

テ―ロス:ファイレクシアより高いんだ……まぁいつかはペスを引っ張り出さなきゃいけないので必然といえば必然…なんですかね。


ゲートウォッチ戦隊がアツイうちに所縁のある次元訪れなきゃ…っていうんじゃなきゃ良いんですが。まぁストーム値がやたら高かったのにしれっと再録されたマッドネスみたいな例もありますし、ましてや今回のは100%マロー個人の嗜好なので、そこまで気にかける必要もありませんかね。



■リーク
redditになんか霊気紛争のリークが上がってたでござる。モノホンだったら黒教徒の皆さん良かったねとだけ。
PT鑑賞会場になっていたので30分ほど雑談して帰宅しました。
《ヴォルダーレンの下層民》の強さを見せつけようと思ったのになー残念だなーカンパニーにも勝てただろうになー対戦できないならしょうがないなー

でPTですがなにやらエムラ大暴れのようで。PTのメタは少々特殊ということを引いても、エムラはミッドレンジ以上のデッキの必須パーツになりそう。
しかしエムラの使用率が上がるとすると、インスタントタイミングでエムラを処理できる《ヴォルダーレンの下層民》はますます(?)評価されそうです。

とは言えまだ初日なわけで、これから選りすぐりのバントカンパニーが新デッキを駆逐する可能性も十分あり、まだまだ油断できませんね。

破滅の刃が来る?
Mラクールファイル 「エムラクールのデベロップ」編(http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017110/)を読んでいたら、エムラ調整で《破滅の刃》が異常に警戒されているのが気になりました。ディベロップに際しては下環境は考慮しないと明言されているので、異界月かカラデシュで価格枠の穴埋めとして来る可能性、あると思います。
初めは《破滅の刃》を入れようと思っていたものの、調整の末《殺害》を入れるに至ったという可能性もありますが、それだと《究極の価格》の代わりにはならないですし、《破滅の刃》であれば、黒以外抹殺は黒が最後の希望というフレーバーとも合い、価格と同じマナで、黒だと手を出し辛かった無色クリーチャーにも触れるようになるという良いこと尽くめ!
個人的願望としては入れるなら新アートで収録してほしいですね。

エタマスの影に覆われたデュエルデッキ~Eternal Masters’ Shadow over Duel Decks~
エタマスの影に覆われたデュエルデッキ~Eternal Masters’ Shadow over Duel Decks~
どうもこんばんは。巷はエターナルマスターズの話題で持ちきりですが、デュエルデッキに先行収録されるSOI新カードもひっそりと発表されてるよというお話です。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/duel-decks-blessed-vs-cursed-2016-02-15

見てみると結構強そうなカードが多くて、スタンばかりやっている身としてはこっちの方がビッグニュースだったり。
特に目を引いたのが白の二つ

《Topplegeist》(白)
飛行持ち1/1クリーチャーでCIP能力で相手クリーチャーを一体タップ
さらに墓地に4種以上のカードタイプがあれば毎ターン相手クリーチャーをタップ出来る

1マナで飛行持ち1/1:割と普通かな?
CIPでタップ:いいっすね
追加能力:はい!?
中盤以降も活躍できる低マナクリーチャーは強い。しかもタッパーですよ


《Eerie Interlude》(2)(白)
自分のクリーチャーであれば何体でも追放、終了ステップに戦場に戻せるインスタント

全体除去ケアにもなるし誘発能力使いまわしもできる。3マナという軽さも良い


青のカードも《分散》の上位互換とかありますし、これはSOIもカードパワーには期待できそうですね。

全体的にカードパワーが高いせいか剥いていて楽しいですね。
BFZがちょっと微妙だったのもありますが、《ムラーサの胎動》とか《タジュールの道守》とか《反射魔導士》とか(挙げだしたらキリがない)レアリティ間違ってない?っていうカードが多い!
特に《反射魔導士》と《嵐追いの魔導士》はイラストの美麗さも相まってレアかと思ってました。
以下結果

神話
《ゲトの裏切り者、カリタス》
《炎呼び、チャンドラ》
《鏡の池》

レア
《エルドラージのミミック》
《ムンダの先兵》
《岩屋の装備役》
《圧倒的な否定》
《遺跡潜り、ジョリー・エン》×2
《風切る泥沼》

Foil
《牙の贈り物》
《タジュールの道守》
《ジョラーガの援軍》

《嵐追いの魔導士》がやたら出るしジョリーも2枚出たので、青赤果敢組むしかないですねこれは…

ブログにMTG書いてもなんだかなーってことでこちらに移住。
昨年夏頃に十年ちょいぶりに復帰しましたが、もうチンプンカンプンで完全に初心者
「PW?クリーチャーではないの?」「せんじゅつ?しんじん?」

取り敢えずスタンダードメインで、ある程度カードが溜まったらモダンもチラ見してみようかしら。


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